みなさんは、10月4日の世界動物の日をご存じですか?
毎年、この日には、世界各地で、動物愛護・動物保護に関する活動が世界的に行われます。
今回は、この日がなぜできたのか?紹介したいと思います。

今年も世界動物の日がやってきたね。

野生動物の保護は重要な課題であります。

それにしても、この日をだれが作ったんだろう?
だれが作ったの?

世界動物の日は、ハインリック・ツィンマーマン という1人のドイツ人から始まったんだ。

彼は、「ヒトとイヌ」という雑誌の出版者だったんだ!
※「ヒトとイヌ」:原文では、「Mensch und Hund/Man and Dog」
ハインリッヒ・ツィンマーマン (1887 – 1942)

ツィンマーマンは、ドイツのベルリンで初めて、世界動物の日の活動をしたんだ。

ヨーロッパの一部で始まったイベントが、世界に広まったんだ!
1925年、はじめての世界動物の日

最初はベルリンの運動場で開かれたのであります。

なんと、5000人以上の人が集まったんだって!!
最初の世界動物の日は、3月4日に開催されました。
これは、数千人規模のイベントを開催できる会場が、この日しか空いていなかったからだそうです(笑)

でも本当は、10月4日に開催したかったんだって!

それは、どうしてでありますか?
10月4日が選ばれた理由
世界動物の日は、なぜ10月4日に開かれるのでしょうか?
これを知るために、少しだけキリスト教の話をしましょう。

キリスト教のカトリック教会に、「アッシジの聖フランシスコ」と呼ばれる聖人がいるんだ。


聖フランシスコは、動物と話すことができたという逸話が残されているであります。

聖フランシスコの描かれた絵画には、不思議と動物と一緒のものが多いんだって!

アッシジというのは、フィレンツェから2時間ほどで行ける中央イタリアの地名なんだって!

そして、聖フランシスコの命日は、10月4日であります!

アッシジの聖フランシスコが亡くなって、705年後、彼の命日が世界動物の日になったんだね!!
まとめ
今回は、10月4日の世界動物の日について、紹介しました。
この日ができるまでには、「ハインリッヒ・ツィンマーマン」と「アッシジの聖フランシスコ」という2人の偉人が関わっていました。
動物愛護・動物保護にかかわるイベントが世界的に行われるこの日をこれからも守っていきたいですね。

動物に関わる学生は、この日を休みにしたほうがよくない?

やれやれであります。
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